香港の青少年の4分の1がネット犯罪の被害経験があることがわかった。7月17日付香港各紙によると、これは香港青年協会の違法防治中心がIT犯罪と青少年のかかわりについて、6~24歳の若者236人を対象に調査を行ったもの。うち60人が「被害の経験がある」と回答、内訳は「ネット詐欺」が前年度比37%増の26人と最も多く、次いで「不誠実な意図によるパソコン使用」と「リベンジポルノ」が各々13人、「わいせつなチャット後の脅迫」8人となっている。「ネット詐欺」被害の具体例として、通販で買ったものが届かない、ポルノ動画に課金しても3秒の細切れ動画で再課金を要求されるなどが挙げられている。同協会では「被害が数百ドルと少額だったり、事件を大ごとにしたくない、知られると恥ずかしいなどの理由で泣き寝入りすることが多い。それがネット犯罪が表ざたになるのを妨げている」と指摘した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180716_11818/