先週末(7月14~15日)の住宅市場では3カ所の大型物件が売り出されたため新築物件の取引が増加した。16日付香港各紙によると、新築物件の取引はわずか約400件で、前週末の約57件から約7倍。中でも大埔白石の「角雲匯」が166件を占めた。一方、中古物件の取引は、中原地産(センタライン・プロパティー)が指標とする10大団地の取引は8件で、前週末に比べ5件増加。美聯物業(ミッドランド・リアルティー)が指標とする10大団地の取引は6件で、前週末と同じだった。13日に発表された中古住宅価格の指標となる中原城市領先指数(CCL)は187.71(前週比0.48%上昇)で、7週連続で上昇。4週連続で過去最高を更新した。指数は7月2~8日に正式契約された取引に基づくが、主に6月18~24日に交わされた仮契約が反映されている。米国の利上げが発表されて2週目に当たる。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180710_11716/