現物の純金を持っていないにもかかわらず、金取引を行っているように見せる、いわゆる「ロコ・ロンドン金取引」と呼ばれる詐欺行為で集金していた業者が摘発された。7月12日付香港各紙によると、摘発されたのは北角と湾仔にある金融機関の2業者で、名目上は別会社でも実際には同一組織とみられる。逮捕されたのは男17人と女9人の計26人だが、警察では確認されていない関係者がまだいるとみて捜査を続けている。被害者は33人で、被害総額は1900万ドルに上るという。集客の手口としては、サクラの美男美女が高級車や現金など豪華な生活をSNS上で見せつけ、近づいてきたフォロワーにいい儲け話があると金への投資話を持ちかけていたようだ。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180710_11712/