スマートフォンの小米が7月9日に香港株式市場に上場したが、上場初日の終値が公募価格を下回る事態となった。7月10日付香港各紙によると、同銘柄の公募価格は17ドルだが、初値は2.35%下落の16.6ドル、終値は1.18%下落の16.8ドルと両方とも下回り、最高値も公募価格と同等の17ドルと期待外れな結果に。上場初日の高値で売り抜けを期待した投資家も多いと思われるが、逆にひと口あたり40ドルの損失を被った計算になる。ただ23日から同銘柄は、中国本土からの個人投資も可能となるハンセン株価指数の指定銘柄に組み込まれることが決定しており、活発な値動きが期待できるとの専門家の声もある。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180625_11381/