香港特区成立記念日を含む先週末の連休(6月30日~7月2日)の住宅市場では新築物件の取引が昨年に比べ半減した。3日付香港各紙によると、3連休の新築物件の取引は約125件で、前週末の約170件から約26%減。前年同期(2連休)の264件に比べると53%の減少となる。一方、3連休の中古物件の取引は、中原地産(センタライン・プロパティー)が指標とする10大団地の取引は14件で、前週末に比べ8件増加。美聯物業(ミッドランド・リアルティー)が指標とする10大団地の取引は10件で、前週末と同じだった。6月29日に発表された中古住宅価格の指標となる中原城市領先指数(CCL)は186.33(前週比1.03%上昇)で、5週連続で上昇。過去最高を更新した。指数は6月18~24日に正式契約された取引に基づくが、主に6月4~10日に交わされた仮契約が反映されている。過去半年の伸び率は12.9%となり、2017年通年の12.8%に匹敵する。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180626_11413/