中国市場を牽引するECサイト「京東商城(ジンドンしょうじょう)(JD.com)」を運営する大手EC&小売インフラカンパニー京東集団は5月、上海市にある高度自動化スマート倉庫「アジアNo.1」の屋上に、太陽光発電システムを設置し、稼働開始した。今回稼働を開始した太陽光発電システムは、電力消費の多い自動化倉庫において、立体自動倉庫やスマートロボ、自動選別システム等に対してクリーンなエネルギーを提供するクリーンエネルギー発電機。本エネルギーを採用することで、エリア内で稼働する電気自動車への充電や、倉庫運営のすべてのシステムにおける二酸化炭素(CO2)や有害化学物質の排出ゼロを実現することも可能となり、様々な応用が期待できる。今後、現在全国に数十拠点(建設中も含め)ある物流センター「アジアNo.1」にこの太陽光発電システムを導入し、2030年までに総敷地2億平方メートルの倉庫で採用予定だ。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180525_10615/