支付宝、海外送金サービスでフィリピン進出【香港―経済】

支付宝(アリペイ)香港が海外送金業務を開始することがわかった。6月26日付香港各紙によると、最初の進出先はフィリピン。ブランドは支付宝ではなく、同社やスタンダード・チャータード銀行が出資するフィリピンの電子マネー「Gキャッシュ」になるという。ブロックチェーン技術を採用し、瞬時の送金が可能という触れ込みだが、サービスの開始時期について支付宝の陳婉真・行政総裁は「技術的に難しい部分があり正確な時期は未定」と答えるにとどまっている。また記者会見に同席したアリババの馬雲・会長は、買収を計画していた米国の送金サービス会社「マネーグラム」の買収が成立しなかったことにも触れ、「怒ってもいないし不機嫌なわけでもない。ただ後になってマネーグラムが残念に思うだろうことは確信している」と述べた。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180312_7766/

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