小米上場も調達額480億ドルと期待外れか

スマートフォンの小米が新規株式公開(IPO)に向け、6月21日に投資家向け会社説明会を行った。同日付香港各紙によると、同社は1株当たり17~22ドルで21億8000万株を発行、最高で479億6000万ドルを調達する見込み。25日から公募を開始、7月中旬の上場と見られている。当初は780億ドル(100億米ドル)という巨額な調達額が予想されていたが、中国預託証券(CDR)発行による中国本土市場での上場が棚上げとなったため規模が縮小した。調達額を480億ドルと仮定した場合、香港株式市場でのIPO歴代調達額としては郵儲行(591億ドル)と聯通(436億ドル)に挟まれる形で7番目となる。なお、同社がCDR発行を棚上げした理由は、米中の貿易摩擦による市場の低迷を嫌ったためと見られる。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180507_9974/

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