監査法人デロイト・トウシュ・トーマツが、上半期の新規株式公開(IPO)による資金調達額に関するリポートを発表した。6月20日付香港各紙によると、今年上半期の香港取引所(HKEX)のIPOは101社で資金調達額は503億ドルに達し、世界ランキングでは5位にランクイン。1~4位はニューヨーク(35社、1401億ドル)、ナスダック(68社、934億ドル)、上海(36社、737億ドル)、ドイツ(12社、675億ドル)となっている。下半期の香港の動向について同社の欧振興パートナーは「少なくとも5銘柄はフィンテックなど新しい経済モデルの企業で、それぞれ100億ドル超えの規模の上場があると思う」と予測、また「通年では180銘柄、1600億~1900億ドル程度になるのではないか」と付け加えた。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180521_10372/