先週末から端午節にかけての連休(6月16~18日)の住宅市場では新築物件の取引が前週末に比べ減少した。19日付香港各紙によると、両日の新築物件の取引は約200件で、前週末の約530件から約60%減。主に旺角の「利澳坊・凱岸」が119件を占めた。一方、週末の中古物件の取引は、中原地産(センタライン・プロパティー)が指標とする10大団地の取引は15件で、前週末に比べ8件増加。美聯物業(ミッドランド・リアルティー)が指標とする10大団地の取引は12件で、前週末に比べ4件増えた。15日に発表された中古住宅価格の指標となる中原城市領先指数(CCL)は182.64(前週比0.57%上昇)で、3週連続で上昇した。指数は6月4~10日に正式契約された取引に基づくが、主に5月21~27日に交わされた仮契約が反映されている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180612_11010/