消費者委員会は6月14日、コンセントに差し込んでスマホなどの充電を行う旅行用電源アダプターの品質調査の結果を発表した。15付香港各紙によると、同委員会が選んだのはタイ製1種と中国本土製9種の計10種で、国際的な基準を満たした製品が満点の5点の評価を得るというもの。結果、最高評価はタイ製のSkrossのもの(399ドル)と、本土製の牛魔王のもの(249ドル)で同点の3.5点。最低評価は本土製のメーカー不明の製品(78ドル)で1.5点と、全体的に低評価で、安全といえるものはひとつもなかったことになる。低評価の原因はすべての製品において、基板同士を絶縁する処理がなされていなかったこと。特に9位(98ドル、メーカー不明)と最下位の本土製品は過度の電流を遮断する機能がなく、充電中にアダプター自体が変形するほど過熱し、調査不能となった。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170918_3599/