消費者委、生理用ナプキンを調査【香港―社会】

消費者委員会が先ごろ、香港域内で流通している生理用ナプキンについての性能検査を行った。6月15日付香港各紙によると、今回対象となったのは計45種で、昼用・経血量ふつう・長さ23~25センチの商品21種と、昼・夜用で長さ26~29センチの商品10種、羽付きの夜用で長さ29~42.5センチの商品14種だ。吸収量や吸収後の表面の乾燥度などを5点満点で評価したところ、45種のうち29種が総合評価で4点またはそれ以上という結果となり、全体的に性能が良いことが分かった。また、45種すべてで病原菌や蛍光増白剤など、有害物質は検出されなかった。消費者委による人工血液を使った測定で最も評価が低かったのはドラッグストア「ワトソンズ」のプライベートブランドの昼用ナプキン「超薄綿柔護翼衛生巾(日用)」。ナプキン1個あたりの単価は79セントと安いものの、吸収後の乾燥程度が最も低かった。一方、値段が高いのに漏れやにじみが出た商品も2種あった。しかし「ORGANYC有機綿衛生巾」(ナプキン1個あたりの単価4.99ドル)と「Natracare有機綿倍安(繊巧)護翼衛生巾・日用量多/夜用(26センチ)」(同4.9ドル)の代理店は消費者委の指摘に対し、もれがないことを裏付ける製品テストの動画と第三者の検査機関による測定結果を提出したという。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=13938

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