騰訊が電子身分証、粤港澳大湾区で試行へ【香港―経済】

騰訊(テンセント)は6月6日、香港科技園公司と「粤港澳大湾区金融科技論壇」を共催し、電子身分証「E証通」を発表した。7日付香港各紙によると、騰訊は研究開発中のE証通を粤港澳大湾区で試行することを目指しており、早ければ7、8月にも中国本土版を先行実施するとの見通しを明らかにした。香港版の登場は香港のデジタル身分証(eID)が実施されるのを待つため2020年になるもようだ。E証通は微信(ウィーチャット)で申請し、本土の公安部門の認証を経て電子身分証として銀行口座開設、出入境審査、チケット購入、ホテル宿泊などに利用できる。フォーラムに出席した林鄭月娥・行政長官は「香港は国際金融センターであり、金融はまさに科学技術を応用する最も重要な産業。大湾区は香港により多くのフィンテックとイノベーションの機会をもたらす」と語った。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180517_10333/

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