アリババ傘下の菜鳥網絡が、香港国際空港内に新しくオープンする物流センターの開発・管理運営権を取得したことがわかった。6月7日付香港各紙によると、名称は過路湾高端物流中心で、菜鳥網絡が筆頭株主となっている合弁会社による運営となる。敷地面積およそ5.3ヘクタールの土地に120億ドルを投じ、竣工は2023年の予定。完成すれば年間170万トンの貨物を扱う世界最大級のスマート物流センターになるという。同社は世界的な物流ネットワークを構築すると公言しており、将来的には今回の香港ほか、ドバイ、杭州、クアラルンプール、ベルギー、モスクワにも物流ハブを設置し、中国本土なら24時間、世界中どこでも72時間以内で配送できる体制を目指すという。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180504_9951/