ドイツと中国をつなぐ定期貨物列車が運行【中国―経済】

中国市場を牽引するECサイト「京東商城(JD.com)」を運営する大手EC&小売インフラカンパニー京東集団は5月11日より、ドイツ・ハンブルクと中国・西安を繋ぐ定期貨物列車の運行を開始した。京東集団の自社流通網は中国最大規模で、中国国外に110の倉庫、900本以上の国際路線を持ち、現在224の地域へ京東商城(JD.com)で購入された荷物を宅配することが出来る。この度開通した「移動倉庫」は、中国国内最大の国際内陸港・西安国際港務区と、ドイツ・ハンブルクを繋ぐ、EC物流初の定期貨物列車。16日間をかけて、ハンブルグからポーランド、ベラルーシ、ロシア、カザフスタンを経由し、新彊ウイグル自治区の阿拉山口市から中国に入国し、目的地である西安国際港務区の鉄路コンテナセンターに到着する。その後貨物は、中国エリアの京東物流によって全国各都市の保税倉庫へと送られ、最速で消費者の注文後1時間半程度の時間で商品を配達する。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180517_10325/

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