6月4日にビクトリア公園で行われた天安門事件を追悼する6・4キャンドル集会では、参加をボイコットした学生団体の香港専上学生連会(学連)も会場周辺で募金活動を行っていたことが物議を醸している。6日付香港各紙によると、募金活動では主催者の香港市民支援愛国民主運動連合会(支連会)が昨年より7万ドル多い148万ドルを集め、集会の経費を差し引いた残りの50万ドルを常設の「6・4記念館」設置に充てるという。ほかに募金活動を行った政党・団体では香港衆志が33万ドル(前年比85%増)、社会民主連線(社民連)と小麗民主教室が32万3000ドル(同70%増)を集めた。一方、学連は8000ドルしか集まらず、政界では「6・4集会を支持しないのに現場で募金活動を行っているため、参加者らの支持が得られなかった」と指摘されている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180606_10833/