ヘンダーソンがユニーを1億米ドルで買収【香港―経済】

デベロッパーの恒基兆業発展が、ユニー・ファミリーマートホールディングス傘下の香港事業を買収することがわかった。5月25日付香港各紙によると、買収の対象となったのはユニー(生活創庫)とアピタ、ピアゴの3事業で、北角にある「私と生活」のみ9月30日をもって営業終了となる。買収金額はおよそ1億米ドル。10年間にわたる社名の継続使用契約を締結しており、購買担当として日本側からは社員5人の出向も予定されているという。今回の買収に関し、恒基兆業発展の広報は「小売業としての地位を確立し、シェア拡大を目指したい。仕入れのコスト削減など様々な面で相乗効果が期待できる」とコメントしている。同社はすでに小売業としては総合スーパーの千色店6店舗を運営しており、客層はユニーと近しいものの商圏そのものは重なる店舗がなく、シェア拡大に好都合だったと指摘する声もある。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171207_5712/

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