香港税関は先ごろ、日本や韓国、フランスなどの化粧品の模倣度の高いコピー商品を販売していたグループを摘発した。５月１９日付香港各紙によると、模倣品が香港域内の数カ所で販売されているとの通報があったため、税関は５月１５～１７日に香港域内の薬局、化粧品販売店など１５店の立ち入り検査を行い、スキンケア商品や美容マスク、まゆ墨など模倣品約６０００点（市価１５万ドル相当）を押収したほか、店員ら１８人（男１２人、女６人）の身柄を確保した。また、模倣品のプライヤーとみられるグループのアジトを摘発し、模倣品７０００点（市価５７万ドル相当）を発見。主犯格とみられる男を逮捕した。押収された模倣品は合わせて市価７２万ドルに相当する。見つかったものの中には「ＡＮＥＳＳＡ」「ＥＴＵＤＥ ＨＯＵＳＥ」「Ｌａｎｅｉｇｅ」「Ｉｎｎｉｓｆｒｅｅ」「ＢＩＯＤＥＲＭＡ」など人気ブランドが含まれていた。模倣品は定価より１５～６０％も安く販売されていたほか、正規品にまぎれこませて販売している店もあったようだ。【関連記事】【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=12361
