元「本土民主前線」の梁氏、暴動罪が確定【香港―政治】

高等法院(高等裁判所)で5月18日、2016年の春節(旧正月)に発生した旺角暴動で起訴された元「本土民主前線」スポークスマンの梁天●氏ら5人の裁判で判決が下された。19日付香港各紙などによると、梁氏は暴動罪2件(亜皆老街と▲蘭街)と暴動煽動罪(▲蘭街)、警官襲撃罪(亜皆老街)で起訴され、1月22日の審問で警官襲撃罪だけ認め、ほかは否認していた。9人の陪審員による裁決で亜皆老街での暴動罪は有罪となったが、▲蘭街に関する暴動罪は裁決に至らず、暴動煽動罪は無罪となった。暴動罪では慮建民氏の有罪が確定し、1月に罪を認めた黄家駒氏を含む3人に対する量刑が6月11日に下される。他の被告2人の暴動罪は裁決に至らなかったほか、林倫慶氏は起訴された3つの暴動罪ですべて無罪が確定した。本件の被告はもともと10人だったが、本土民主前線の元召集人である黄台仰氏と元メンバーの李東昇氏が審問前に逃亡し、裁判所の指名手配令が出ている。「キャプテン・アメリカ」こと容偉業氏らの裁判は11月開審する。【●=王へんに奇、▲=石へんに本】【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180223_7410/

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