先週末(5月19~20日)の住宅市場では新築物件の取引がほぼ横ばいとなった。21日付香港各紙によると、両日の新築物件の取引は約240件で、前週末の約238件とほぼ同じ。20日に売り出された将軍澳の「晉海2」が94件、屯門の「御半山」が78件を占めた。一方、中古物件の取引は、中原地産(センタライン・プロパティー)が指標とする10大団地の取引は17件で、前週末に比べ1件増加。美聯物業(ミッドランド・リアルティー)が指標とする10大団地の取引も17件で、前週末に比べ5件増えた。18日に発表された中古住宅価格の指標となる中原城市領先指数(CCL)は183.23(前週比0.05%上昇)で5週連続の上昇となり過去最高を更新。指数は5月7~13日に正式契約された取引に基づくが、主に4月23~29日に交わされた仮契約が反映されている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180515_10289/