特区政府が先に発表した第1四半期の経済状況が好調だったことを受け、大手金融機関が続々と域内総生産(GDP)伸び率予測を上方修正している。5月15日付香港各紙によると、スタンダード・チャータード銀行の劉健恒シニアエコノミストは14日、今年のGDP伸び率予測を先に発表した3.2%から3.8%に修正、来年についても3%から3.4%に引き上げた。第1四半期の経済状況や内需が好調を維持する見通しを考慮したが、全体的な経済成長の原動力は徐々に減退するとみている。また他行も同日、今年のGDP伸び率予測を上方修正した。華僑永亨銀行は2.9%から3.6%に、バンクオブアメリカ・メリルリンチは3.5%から4%に、JPモルガン・チェースは3.3%から4%にそれぞれ引き上げた。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180514_10270/