香港空港管理局(AAHK)は5月13日、香港国際空港の2018年4月の利用統計を発表した。4月の航空貨物の取扱量は前年同月比4.8%増の42万6000トン。再輸出が同17.0%増加したことが影響した。地域別では北米との貨物量の増加が目立った。4月の旅客数は0.8%増の延べ632万人。旅客数が増加したのは主に香港市民の海外旅行が同10.0%増えたためで、中でも中国本土、日本との往来が目立った。離着陸数は同1.8増の3万5365便だった。一方、昨年と今年はイースター休暇の時期が異なるため3月と4月の統計は合わせて分析する必要がある。今年3月と4月の航空貨物の取扱量は前年同期比0.9%増。旅客数が同4.5%増になったのは、来港者数が同9.0%増加したことによる。離着陸数は同2.3%増だった。また、17年5月~18年4月(過去12カ月)の累計では貨物取扱量が前年同期比7.2%増の511万トン、旅客数が同4.1%増の延べ7370万人、離着陸数が同3.0%増の42万4025便だった。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180417_8913/