東部線信号システム改良へ、本数増も車両減【香港―経済】

故障が頻発していることで知られるMTR東部線の信号システムだが、改良版の新システムの運用開始が来年の第1四半期中に決定した。5月14日付香港各紙によると、2021年に予定されている沙中線(紅●―金鐘間)の開通に先がけた措置のひとつで、現在も終電後の2時間を交換工事に充てているという。新システムの導入で輸送力も増強される見込みで、ラッシュ時の運行本数が3分に1本から2分に1本に増発される予定だが、旧型の12両編成に加えて新規に投入されるのが韓国製の9両編成車両。一本あたりの輸送力は落ちるため、ラッシュの全面的な解消になるかは未知数だ。なお、沙中線が開通すると、紅●―金鐘間の乗車時間が現行で18分間かかるところ5分間に短縮され、羅湖―金鐘もわずか50分で到達可能となる。【●=石へんに勘】【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180112_6334/

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