7月1日の返還記念日に行われる7・1デモは今年はビクトリア公園ではなく銅鑼湾東角道(そごう前)を起点にするもようだ。5月10日香港各紙によると、2003年から行われている7・1デモは従来、ビクトリア公園のサッカーコートを起点としてきたが、今年も昨年同様に香港各界慶典委員会が返還記念イベントで使用する申請が認められたため、7・1デモは芝生地を起点にするしかなくなった。だが芝生地は雨が降ると足場が悪くなるし、多くの市民は沿道から参加するため、東角道から記利佐治街にかけての一帯を起点にする考えだ。今年の参加者数は約1500人に過ぎないとの予想も挙がったという。主催者である民間人権陣線の葉志衍・召集人は香港各界慶典委員会の鄭耀棠・主席に1日だけ会場を借りられるよう交渉すると明かしたが、鄭主席は6月24日~7月24日のイベントを1日だけ中止するのは難しいと述べている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180503_9933/