周庭氏、補選の出馬資格めぐり異議申し立て【香港―政治】

3月に行われた立法会議員の補欠選挙で立候補が認められなかった香港衆志の周庭氏は5月8日、高等法院(高等裁判所)に補選への異議申し立てを行った。9日付香港各紙によると、周氏は1月27日に香港島選挙区の選挙主任から立候補届け出を無効にされた。周氏は無効決定の前に選挙主任からは国籍問題について回答を求める手紙が1度来ただけで、周氏の政治的立場、香港衆志の政治的立場、民主自決の主張とは何かに関する問い合わせはなかったと指摘。異議申し立てで敗訴した香港民族党の陳浩天氏とは大きく異なり、選挙主任の手続きにミスがあり周氏の権利を侵害したと主張している。周氏は「香港衆志は香港独立を主張しない。香港の前途の問題を決定する過程で香港人は参画する権利がある」と述べた。また異議申し立てにより選挙結果を覆す可能性もあるため、同選挙区で当選した区諾軒氏には事前に知らせてあることを明らかにした。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180316_7855/

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