香港から運ばれた貨物の中から大量の銃器が台湾で発見された。5月7日付香港各紙によると、香港から運ばれていた貨物は大型のプラスチック射出形成機だが、台湾側の基隆税関で機械の底の部分から末端価格にして約1300万ドル相当の拳銃、機関銃など計109丁のほか、弾丸や薬莢などが見つかったという。台湾当局では貨物をそのまま発送し、現地で受取人となっていた主犯と思われる24歳の男と共犯者5人の計6人を逮捕した。発送主は広州市の物流会社となっているが偽装の可能性が高く、また共犯の5人もSNSで報酬と引き換えに集められており、背後に別組織が存在するとみて捜査を進めている。今回は香港が武器密輸の中継基地となった格好だが、香港側の税関をどのように通過したかはまだわかっておらず、香港税関もコメントを控えている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180410_8348/