納税者数、最多は年収20万~30万ドル【香港―経済】

最近は失業率の低水準が続き労働市場が良好といえるが、近年は年収が90万ドルを超える高所得者が増加傾向にあるという。5月3日付香港各紙が伝えた税務局の資料によると、2016/17年度の納税者数は176万5000人で、前年度よりも8万7000人減少した。このうち年収が90万ドルより多いのは納税者数の11.0%に当たる19万5000人だった(いずれも速報値)。年収が90万ドルより多い人は12/13年度は納税者数の8.8%、15/16年度は同9.8%というように年々増加していることが分かった。一方、年収が20万ドル以下の人は、12/13年度の38万4000人(納税者数の24.1%)から16/17年度は31万5000人(納税者数の17.9%)まで減った。16/17年度の納税者数のうち最も多い割合を占めたのは年収20万1ドル~30万ドル(納税者数の22.6%)だった。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170508_9051/

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