香港のホームレス人口が増加し、女性や高齢者の割合も増えていることが分かった。5月3日付香港各紙が伝えた社会福利署の最新統計によると、路上生活者は2013/14年度の746人から、17/18年度には1126人となった。過去5年間で51%増加していることになる。このうち女性は、13/14年度の35人から17/18年度には104人へと倍増した。女性が増えたのは、24時間営業のファストフードなどの出現により路上生活の安全性が高まったたことも一因とみられている。17/18年度の年齢別では、50~69歳が56%と最も多く、次が30~49歳の32.4%だ。中でも70歳以上が過去5年間で2.8倍も増え、高齢化が進んでいることが分かる。野宿の場所は、公園や運動場、駐車場が最も多く56%を占め、これに歩道橋の下の13.8%が次いだ。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=13681