27日の香港市場は値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比272.99ポイント(0.91%)高の30280.67ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が117.20ポイント(0.98%)高の12066.58ポイントとそろって3日ぶりに反発した。売買代金は974億7900万香港ドルにやや縮小している(26日の売買代金は1080億9200万香港ドル)。業績成長が手がかり。ピークを迎えた上場企業の四半期決算発表では、業績の改善傾向が目立っている。昨夜の米株高もプラス。大型ハイテク企業の好決算が相次ぐなかで、NYダウは続伸し、ナスダック指数は反発した。米中関係の悪化懸念などで指数は上げ幅を削る場面がみられたものの(本土株指数は一時マイナス)、本土株の上昇を追い風に、香港の各指数は引けにかけて上げ幅を広げた。(フィスコ提供)【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180427_9810/