香港記者協会は4月11日、2017年の「報道の自由指数」を発表した。12日付香港各紙によると、2013年から始まり5年目となったこの調査は香港大学民意研究計画に委託し、1月に電話を使ったインタビュー形式で市民1033人、1~2月にアンケート用紙を使って報道機関職員520人を対象に行われた。17年の報道について各項目で100ポイントを満点として評価したものだ。市民の「報道の自由」に関する評価は前年の48ポイントに比べて低下し、過去最低の47.1ポイントとなった。報道機関職員による評価は前年の39.4ポイントより上昇し、40.3ポイントとなったものの、及第点とされる50ポイントを依然下回っている。また、報道機関職員の73%が前年よりも報道の自由が縮小したと回答している。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=14250