特区政府統計処は3月27日、2018年2月の貿易統計を発表した。輸出総額は前年同月比1.7%増の2457億ドル。輸入総額は同3.2%減の2885億ドル。貿易赤字は輸入総額の14.8%に当たる427億ドルだった。アジア全体への輸出は同5.9%減少した。中でも減少が目立ったのは、ベトナムの同26.8%減、中国本土の10.5%減。一方、マレーシアは同21.9%増、フィリピンは同16.4%増、日本は同16.1%増、シンガポールは同16.0%増といずれも増加した。他地域向けの輸出では全体的に増加。中でも増加が目立ったのが、英国の同50.5%増、ドイツの同31.8%増、米国の30.5%増だった。しかし、昨年と今年は旧正月の時期が異なるため1月と2月の統計は合わせて分析する必要がある。1月と2月を合算した場合の輸出総額は前年同月比10.7%増、輸入総額は同10.5%増、貿易赤字は輸入総額の11.1%に当たる744億ドルだった。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180228_7467/