生活の質ランキング、不衛生で世界71位【香港―社会】

香港の生活の質が世界的には71位であることがわかった。3月21日付香港各紙によると、これはコンサルティング会社の米マーサー社が、世界の231都市を対象に社会環境や医療制度、経済状況、教育程度、交通の便など、快適な生活を送ることができる都市を選出し格付けしたもの。香港は世界71位と前回調査と変化はないものの、アジアでのライバルと呼ばれる25位のシンガポールに大きく水をあけられた。また今回からゴミの処理や大気汚染など公衆衛生に関する評価が新設された。この衛生面での香港の順位は231都市中で134位と、シンガポールの57位に及ばないのはもちろん、上位半数内にも届かず、140位の深セン市ともあまり差がない状況となった。なお、生活の質全体でのランキングの1位はオーストリアのウィーンで、2位はチューリッヒ(スイス)、3位は同率でオークランド(ニュージーランド)とミュンヘン(ドイツ)が並び、アジア内ではシンガポールに次いで東京と神戸が同率の50位にランクインしている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180319_7875/

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