イースター連休、1016万人が出入境【香港―社会】

間もなくは復活節(イースター)だが、特区政府入境事務処は3月21日、イースター前後(3月29日~4月2、4、8日)の出入境者数の見通しを発表した。この期間に陸、海、空のボーダーから出入境する旅行者は約1016万人と予測。このうち74%にあたる749万人が陸路で出入境管理所を経由する見込みだ。出境する人が最も多いのは3月30日で、出境者は57万3000人に達するとみられる。一方、入境する人が最も多いのは4月2日で、入境者46万4000人余りに達するとみられる。出入境者が集中する羅湖出入境管理所では、同期間に延べ約290万人が利用、1日当たり平均約29万人となる。また、落馬洲/福田出入境管理所(MTR東部線落馬洲支線)は約19万7000人、深セン湾出入境管理所は約13万6000人、落馬洲/皇崗出入境管理所は約9万人に上ると予測されている。期間中、出入境管理所は混雑し待ち時間が長くなるため、当局では市民にピーク時を避けて移動するよう呼び掛けている。また、出入境者の増加を踏まえ入境処は職員の休暇を取り消すなど、人員配置を強化している。無料でダウンロードできる入境処のアプリ「入境處流動應用程式/ImmD Mobile App」を使うと待ち時間の予測をチェックできる。旅程を立てたり、待ち時間の短縮に役立てることができそうだ。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171221_6049/

Share