18年2月のCPI伸び率3.1%【香港―経済】

特区政府統計処が3月20日に発表した2018年2月の消費者物価指数(CPI)伸び率は前年同月比3.1%で、18年1月の同1.7%から拡大した。政府の一過性の措置による影響を除いたCPI伸び率(基本物価上昇率)は同3.1%で、18年1月の同1.7%から拡大した。今年2月に基本物価上昇率が上昇した主な原因は、2月中旬の旧正月期間の旅行費用の伸びが大きくなったことである。昨年と今年は旧正月の時期が異なるため1月と2月の統計は合わせて分析する必要がある。1月と2月合算した場合の消費者物価指数(CPI)伸び率は前年同期比2.3%、政府の一過性の措置による影響を除いたCPI伸び率(基本物価上昇率)は同2.4%だった。CPI伸び率は項目別では、光熱費が同10.9%、食品(外食含まず)が同4.6%、その他サービスが同4.0%、外食が同3.6%、衣類・履物が同3.5%、住宅が同2.5%、交通費が同2.1%、その他商品が同1.1%、酒・たばこが同0.1%、それぞれ上昇した。一方、耐用品が同2.8%下降した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180223_7406/

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