国歌法、特区政府が立法会に立法文書提出【香港―政治】

特区政府政制及内地事務局は3月16日、立法会に「国歌法」の現地立法文書を正式に提出した。17日付香港各紙によると、文書は「国歌条例草案」の条文内容の提案概要を紹介したもので、立法会政制事務委員会の委員から意見を聴取する。同委員会は23日から討議を始め、条例草案は夏の休会前の今年度中に立法会に提出する。草案は16条にわたり、国歌を演奏する場面は行政長官が規定すること、小中学校では学生に国歌を教育すること、罰則などを明記。公および故意に国歌を侮辱した場合の最高刑は罰金5万ドルおよび禁固3年、商業広告に使用した場合は罰金5万ドル、個人の葬儀や公共の場所でのBGMなどに使用した場合は罰金5000ドルなどが提案されている。政府消息筋は「国歌が聞こえたり演奏会場を通り過ぎた場合に起立しなくても犯罪となることはなく、一般市民は故意に挑戦しなければ法の網に引っかかることはない」と指摘。また条例には遡及期間は設けないという。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180312_7770/

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