香港大学民意研究計画の最新の世論調査で2018/19年度財政予算案の発表後に陳茂波・財政長官の支持率が低下したことが分かった。3月14日付香港各紙によると、調査は1~6日、1002人を対象に行われた。陳長官に対する支持率は24%で、予算案が発表された2月28日に行われた前回調査の30%から6ポイント低下。不支持率は前回調査の41%から48%に上昇した。100点満点の評価は44.5点から42.1点に低下した。予算案に全市民への現金支給が盛り込まれなかったことが影響したとみられる。一方、林鄭月娥・行政長官に対する評価は56.3点で、前回調査より0.6ポイント上昇。支持率は47%、不支持率は41%となっている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180308_7644/