不動産代理の統計で2月の中古住宅の家賃相場が下落したことが分かった。3月14日付香港各紙によると、中原地産(センタライン・プロパティー)が2月に新たに賃貸契約を交わした107大団地の平均家賃(実用面積1平方フィート当たり)は前月比1.4%下落の35.9ドル。2016年4月以降の22カ月連続の上昇に歯止めがかかった。特にホンハムの黄埔花園は4.5%も下落。業界は春節(旧正月)の影響に過ぎず3月には再び上昇に転じるとみている。また美聯物業(ミッドランド・リアリティー)の家賃相場の指標である「租金走勢図」でも2月の100大団地(中小規模)の平均家賃は前月比0.1%下落の36.75ドル。ただし前年同月比では7%上昇となっている。家賃1万5000ドル以下の割合は1月の33%から2月は36.6%に拡大。2万ドル以上の割合は42%から38.9%に縮小した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171214_5919/