立法会の4議席の補欠選挙が3月11日に行われ、12日朝までに結果が発表された。特区政府の発表によると、直接選挙枠(3議席)では約90万4000人が投票し、投票率は約43%。2016年の改選の58.28%に比べ15ポイント低い。新界東選挙区では新民主同盟の范国威氏(民主派推薦)、九龍西選挙区では民主建港協進連盟(民建連)の鄭泳舜氏、香港島選挙区では民間人権陣線の区諾軒氏(民主派推薦)、職能別選挙枠の建築・測量・都市計画・緑地設計業界では謝偉銓氏(親政府派)がそれぞれ当選した。4議席は民主派などの非親政府派議員が宣誓問題で議員資格を喪失し空席となっていたもの。資格喪失の当事者だった姚松炎氏は九龍西に出馬したものの落選。非親政府派は4議席をすべて取り戻す目標を掲げていたが、奪還できたのは2議席にとどまった。民主派会議は記者会見で4議席のうち2議席を失ったことを謝罪した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180309_7750/