先週末(3月10~11日)の住宅市場では新築物件取引が大幅に増加した。12日付香港各紙によると、両日の新築物件の取引は約800件で、前週末の約48件から約17倍。2016年9月以降で最も取引が多い週末となった。将軍澳の「MALIBU」が両日で750戸を売り出したことによる。一方、中古物件の取引は、中原地産(センタライン・プロパティー)が指標とする10大団地の取引は7件で、前週末の8件から1件減少。美聯物業(ミッドランド・リアルティー)が指標とする10大団地の取引も7件で、前週末の13件から6件減った。9日に発表された中古住宅価格の指標となる中原城市領先指数(CCL)は171.67(前週比0.48%上昇)。再び上昇に転じ過去最高を記録。指数は2月26日~3月4日に正式契約された取引に基づくが、主に2月12~18日に交わされた仮契約が反映されている。ちょうど春節(旧正月)連休に当たる。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180306_7574/