チムサーチョイの観光スポットのひとつで、拡張工事のため現在閉鎖中の「星光大道(アベニュー・オブ・スターズ)」は今年第3四半期に再開予定だったが、再開が来年にずれこむもようだ。3月8日付香港各紙が伝えた政府康楽及文化事務署(LCSD)の話によると、工事範囲内の橋脚について当初は補修だけ行う計画だったものの、老朽化による安全面を考慮し、すべての橋脚の撤去および再建をすることになったたため工期が長引く。現在の橋脚は1980年代に造られたもので、橋の表面と橋脚ともに海水による浸食や経年劣化が進んでいるという。星光大道のデザインやリフォームに使われる材料は環境に配慮している。手すりはもみ殻と食塩、鉱物油を混合した環境に優しい素材で、一般的な木材に比べ海水や紫外線、昆虫によるダメージが低いものを採用。また再生ガラスを使ったレンガはヒートアイランド現象を提言させる効果があるそうだ。星光大道のリニューアルオープンは19年2月ごろになる見込み。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=12957