石釜使う焼きたてパン

石釜使う焼きたてパン

来港18年目のスイス人シェフMichaud氏は香港パン文化を長くリードする。人望厚く明るい人柄にファンも多く、完璧なパンメニューは香り高く深い味わい

近年、パンブームが高まりを見せる香港。今年1月にオープンしたベーカリーカフェ「bakehouse」のオーナーシェフであるGré goire Michaud氏は、フォーシーズンズホテル香港のペストリーシェフ時代、香港一おいしいと評判の朝食やアフタヌーンティーセットで多くのお客を魅了した。そしてホテルシェフ退任後は店舗をもたずに、一流店へのパンの提供やレシピ本を執筆。開店準備を重ねたという。

さっくりと口当たり軽やかな作り立てサンドイッチメニュー
新鮮な野菜を使用した「自家製日替わりスープ」(48ドル)
「ハム&グリュイエールチーズのサワードゥバゲット」(68ドル)には自家製レモネードと合わせたい

同店では石臼挽きのフランス産オーガニック小麦粉や粗挽きライ麦粉を使用。伝統パン職人の手法をもって、石釜オーブンの中でふくよかに香ばしく焼き上げる。時間をかけて発酵させたサワードゥブレッドや、クロワッサン、パンオショコラなどヴェノワズリーなど20種を用意。さらに24席の店内ではランチセット(サンドイッチ、ドリンク、スープで98ドル)を日替わりで提供する。

新旧カルチャーがミックスするおしゃれな湾仔エリアに立地。パン好きならぜひ訪れてほしい。 (文・鈴木理絵/写真提供・同店)


 

bakehouse

所在地: 14 Tai Wong Street East, Wanchai
営業時間:8:00〜17:00(土・日曜は9:00から)月曜定休

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