最高気温が27.8度、寒暖差に注意【香港―社会】

3月5日は暦の上では「啓蟄」だったが、早くも蒸し暑さを感じさせる1日となった。3月6日付香港各紙によると、チムサーチョイの天文台本部の観測地点で最高気温が27.8度に達し、1885年に観測が始まって以降、観測史上3番目に暑い啓蟄だった。最も暑い啓蟄は、1966年の29.2度、その次が1938年28.3度だ。しかし寒冷前線の影響で、翌3月6日には気温が急下降。気温は引き続き下降し、3月9日には最低気温は12度まで下がる見込み。新界地区ではさらに低くなり、9~10度になるもようだ。湿度は100%に達するほど高くなっているため、カビが繁殖しやすくなっており、アレルギーやぜんそくを発症する恐れがあるという。急激な寒暖差によって不調を訴える市民も増えており、体調管理に注意が必要だ。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=12488

 

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