陳茂波・財政長官が2月28日に発表した2018/19年度財政予算案では任意加入医療保険の税控除が盛り込まれたが、同保険は早ければ来年4月にスタートするもようだ。3月2日付香港各紙によると、特区政府は1日、任意加入医療保険の詳細を発表。加入できるのは生後15日から80歳までで、100歳まで保障が受けられる。平均保険料は年間4800ドルで、24歳までに加入すれば2400ドルで済み、60~64歳では1万200ドルとなる。標準プランの保障限度額は年間42万ドルで、生涯上限は設けない。入院は1日750ドル(年間180日まで)、診察料は年間4300ドル、集中治療は1日3500ドル(年間25日まで)、外科手術は1件につき最高5万ドルが給付される。財政予算案では加入者が8000ドルの税控除を受けられることとなっている。来年4月のスタートを目指し、その際にはさらなる詳細が発表される予定だ。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180227_7451/