使用済みお年玉袋、1500万枚回収に期待【香港―経済】

環境保護を目的に使用済みの「利是封(お年玉袋)」を回収する活動が今年も2月28日から始まった。2月28日付香港各紙によると、今年は3月19日まで香港域内のショッピングセンターや銀行などに計465個の回収箱を設置する。環境保護団体の緑領行動が主催するこの活動は今年で9年目。今年は昨年の57企業・団体を上回る78企業・団体が参加、協力する。同団体は香港市民が1年に消費するお年玉袋の総数は3億5200万枚だと指摘するが、昨年は計1200万枚が回収され、そのうち550万枚が再利用された。お年玉袋は汚れたものや干支、年号が印刷されているものは再利用せず、再生紙用に回される。お年玉袋の口をのり付けしないことや干支、年号が印刷されているものは選ばない、折ったり破ったりしない、袋に文字は書かないようになど、市民に再利用への協力を呼び掛けている。回収場所は何文田プラザ、葵芳プラザ、東涌プラザ、スタンレープラザなど領匯(The Link)」傘下のショッピングセンター、中国銀行の支店、香港ジョッキークラブなど。今年は1500万枚の回収が期待される。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=16719

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