インフル猛威、幼稚園・小学校が正月休み前倒し【香港―社会】

今季はインフルエンザに罹患した児童の病状が重症化するケースが13件あり、2人が死亡するなど、猛威をふるっているが、衛生署衛生防護中心(CHP)は2月7日、児童の春節(旧正月)休暇を前倒しすることを発表した。2月8日付香港各紙によると、香港全域の幼稚園、小学校、幼児センターが2月8日から休校になり、53万人余りの児童が休みに入る。幼稚園、小学校がインフルエンザの流行により休校になるのは2008年以来のこと。08年は児童が4人死亡するほどの流行となって、3月末のイースター休暇が前倒しされた。一方、予防接種用ワクチンの在庫不足も深刻だ。ほとんどのプライベートクリニックに在庫はなく、あっても費用は高く、中には1本1950ドルというクリニックもあるという。ワクチンの次の到着は旧正月明けになる見込みだ。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180206_7040/

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