中国のGIFサーチエンジンの動図宇宙と東洋美術学校は、10億人規模のメッセージアプリに日本のイラストを届けるプロジェクトを開始する。チャットアプリを通じたコミュニケーション手段が全世界に普及する中、GIF(グラフィックス・インターチェンジ・フォーマット)を活用した3~5秒ほどのアニメーションの利用が増加している。動図宇宙(上海)はインターネット上にあるGIFファイルのうち、チャットなどに利用可能なものをキーワード検索できるようにしたサーチエンジンプラットフォームを提供する企業。プラットフォーム上にはすでに3000以上のオリジナル動図があるほか、中国国内の80%以上の映画配給会社とチャットプラットフォーム向けのプロモーションで協業を行っており、現在では国内で上映される作品の80%にGIFサービスを提供している。またモバイルアプリケーションから動図宇宙を用いてGIFを検索できる機能が、百度、アリババ、テンセントというメガカンパニーのチャットプロダクトにも組み込まれています。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180112_6324/