米ヘリテージ財団が発表した2018年の「経済自由度指数」で、香港は24年連続で世界一となった。2月3日付香港各紙によると、経済自由度指数は「ビジネスの自由」「貿易の自由」など12項目を100点満点で評価したもの。香港の総合指数は90.2ポイントで、世界180カ国・地域の中で首位を保持。昨年から増設した項目「財政の健全さ」では満点を獲得、90ポイントを下回る項目はわずか4項目、昨年に比べ評価が低下したのは「知的財産権の保護」だけだった。ただし同リポートでは3年連続で「中国本土の香港政治に対する干渉が増えており、1国2制度の実施が引き締められていることを注視している」と指摘した。2位以下はシンガポール(同88.8)、ニュージーランド(同84.2)、スイス(同81.7)、オーストラリア(同80.9)と続き、日本は30位(同72.3)となっている。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=16831