今年は2つの型の同時流行によりインフルエンザが猛威をふるっているが、香港大学では鼻にスプレーできる噴霧式ワクチンを開発中だ。2月4日付香港各紙が伝えた香港大学微生物学系の袁国勇・教授の話によると、ワクチンは毎年打つ必要がありその効果も100%とは限らないため、毎年注射を打ちたがらない人が多いのだという。欧州にはすでに経鼻式ワクチンがあるものの、香港はマーケットが狭いため欧州の製薬会社は提供したがらないため、同大で開発を進めているそうだ。すでにワクチンの苗は出来ており、中国本土でワクチンを製造してくれる会社を物色中。5年以内に完成させたい考えという。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180112_6332/