立法会補欠選挙に向けて正式な候補者の顔ぶれが2月1日に確定した。2日付香港各紙によると、補選には20人が立候補を届け出て、うち1人が取り下げ、4人が無効とされて、最終的に15人が出馬することとなった。出馬資格が認められなかった4人のうち「基本法を擁護し香港特区に忠義を尽くす」とはみられないことが理由となったのが3人で、周庭氏(香港衆志)、劉穎匡氏(無所属本土派)に続いて沙田区議会議員の陳国強氏が1日に無効通知を受け取った。陳氏は2016年の立法会選挙に立候補したときも出馬資格を得られなかった。通知によると陳氏は「香港独立」を主張し、真の含意は「共産党統治からの独立」と説明していたことを挙げ、「選挙管理委員会が補選の日程を公布した後に立場を変えたと表明したのは、選挙主任から有利な決定を得ようとしたに過ぎない」とみなした。陳氏は記者らに対し「一生の中で香港独立と言ったことがあれば死ぬまで立法会選挙に出馬できないのか」と訴えた。また選挙管理委は同日、候補者紹介と候補者番号の抽選などを行ったが、香港衆志のメンバーらが会場に入り抗議活動を行い、警備員に引っ張り出される騒ぎとなった。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180202_7011/