会費8万ドル、不当勧誘で舒適堡を起訴【香港―社会】

高圧的かつ不合理な勧誘で本意ではない契約をさせられたとして、フィットネスジムの舒適堡(フィジカル)が会員から訴えられた。1月26日付香港各紙によると、訴えられたのは同社の旺角支店。原告の男性によると、2017年7月下旬、同ジムに8年分の会費と36時間分のパーソナルトレーニング費の計4万2000ドルを支払ったものの、入会後にトレーナーから骨格が変形していると指摘され、まず矯正がなされなければトレーニングを受けられないとの理由でトレーナーにジムの使用を禁じられたという。骨格矯正のためのトレーニングとしてトレーナーは4万2000ドルの追加トレーニング費を要求、原告は求めに応じ支払ったものの、金額に誤りがあったとしてさらに6万ドルを請求してきたという。ジムに対し不信感を抱いた男性は警察に相談した後、支払い済みの会費計8万4000ドルの返却を求め、今回の訴訟となった。舒適堡側では定められているクーリングオフ期間はとうに過ぎているとして会費の返却を拒否、抗戦する構えを見せている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180118_6534/

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